目次

はじめに

Windows 上で Visual Studio を利用して ONScripter の 64bit 版をビルドする方法について説明します。Visual Studio 2017, 2019 で動作確認をしていますが、他のバージョンの Visual Studio でもビルドできると思います。

関連ライブラリのビルド

必要な関連ライブラリをまとめた以下のファイルをダウンロードして適当な場所に展開してください。

以下のライブラリが含まれています。

Visual Studio で onscripter_win\ONScripter_win.sln を開き、構成を Release、ソリューションを x64 に変更し、「ビルド」→「ソリューションのビルド」を選択してビルドしてください。上記のライブラリが静的リンクライブラリとしてビルドされます。

ソースファイルの変更箇所は以下のとおりです。

  • onscripter_win\SDL_ttf-2.0.11\SDL_ttf.c の1750行目を以下の赤字のように修正しました。
        for ( row = 0; row < glyph->pixmap.rows; ++row ) {
    
  • libjpeg の memory manager は jmemnobs.c を使用しました。

ONScripter のビルド

  1. ONScripter のページから最新の ONScripter をダウンロードして、上の関連ライブラリを展開した onscripter_win の下に展開します。
  2. Visual Studio で onscripter_win\onscripter-xxxxxxxx\ONScripter.sln を開きます(xxxxxxxx にはバージョン番号が入ります)。
  3. 構成を Release、ソリューションを x64 に変更します。
  4. 「ビルド」→「ソリューションのビルド」を選択してビルドします。

ONScripter の実行

Visual Studio の IDE から実行する場合

Visual Studio の IDE から実行するには、以下のようにしてください。

  1. 「デバッグ」→「ONScripter のプロパティ」→「構成プロパティ」→「デバッグ」→「コマンド引数」に -r オプションでゲームデータの場所を指定してください。必要に応じて他のオプションも設定してください。
  2. 「デバッグ」→「デバッグの開始」で ONScripter を実行します。

実行ファイルを直接実行する場合

実行ファイルは以下の場所に生成されます。適切にオプションを指定して実行してください。

onscripter_win\onscripter-xxxxxxxx\x64\Release\ONScripter.exe